DVDでフランス映画「譜めくりの女」を見ました。
タイトルで「?譜めくりの人が主役?」と気になっていたのですが、周りの
人に尋ねたところ、「譜めくりの人」の存在は、ステージ上で不思議に見え
るとのこと。
なるほど演奏者の後ろについて静かにピアニストの横に座り、譜面をめくり、
また静かに帰っていく。。確かに不思議かもしれませんね。
この映画では「譜めくり」そのものが物語の中で効果的に使われています。
実際譜めくりは本番で結構重要な存在だと思います。
私自身が譜めくりをお願いしたことも、譜めくりをしたこともありますが、
ピアニストが頭をちょっと傾げるタイミング(人によって合図は色々)と、
譜面をパッとめくるタイミング。このタイミングを合わせるのが案外と難し
いのです。
映画では偶然「譜めくり」をお願いしたメラニーが優秀だったことから、ピ
アニストのアリアーヌがどんどん精神的にメラニーに依存するようになって
いきます。
でも実はメラニーは、昔アリアーヌの心ない行為で、ピアニストをあきらめ
たという過去があります。
アリアーヌに近づいたのは偶然?それとも復讐?
・・・などなど色々な意味で興味深い映画でした。監督がヴィオラ奏者とい
うのも面白かったです。
「譜めくり」が気になる方は一度ご覧になってみてはいかがでしょう。