トルナトーレ&モリコーネ

ヘップバーン好きの母の影響か、私もヘップバーンも好きで、時折DVDを見ます。
「華麗なる相続人」というミステリーを見ていたら、音楽を聴いた瞬間「あれ?」
と思い、クレジットを見たら、あのエンニオ・モリコーネでした。
やっぱり「モリコーネ節」というか、はっと気づくものがあるんですね。
モリコーネとくれば、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトー
レ監督の作品ですが、年末に最新作の「鑑定士と顔のない依頼人」を見てから、
未見の作品をすべて見たくなり、調べたところ、私が見ていないのは「教授と
呼ばれた男」「夜ごとの夢」「記憶の扉」のみだったので、早速レンタルしてきま
した。
そうしたら、「夜ごとの夢」にはフィリップ・ノワレ(「ニュー・シネマ〜」の
アルフレード)が出ているし、「記憶の扉」と、「教授と呼ばれた男」には、
「ニュー・シネマ〜」で広場で騒いでいたニコラ・ディ・ピントが、同じく
「教授〜」で「ニュー・シネマ」で劇場を案内していたレオ・グロッタが出て
おり、しかも「教授と呼ばれた男」の主役ベン・ギャザラは「華麗なる相続人」
で主要な役回りで出ている人だったので、自分の中で色々繋がる発見があって、
楽しかったです。(もっとも、トルナトーレ好きの人にとっては、いまさらな
話かもしれませんが(苦笑))
そして「教授と呼ばれた男」以外やはりすべて音楽はモリコーネなんですね。
「鑑定士〜」の音楽もよかったです。特にラストの転調が物語を明示している
ようで。。(これ以上はネタバレ、かな?)
一通り見たので、また「ニュー・シネマ・パラダイス」から見直します!

読書中

以前図書館で借りて読んだきりになっていた、青柳いづみこ著「ピアニスト
が見たピアニスト」(中央公論新社)の文庫本が出ていたので購入。
けっこうしっかり読んだはずなのに、細部を忘れていて、一から読み直し。
リヒテル、ミケランジェリ、アルゲリッチといった一流ピアニストのあまり
知らなかったエピソードが満載で面白い。(フェラスとバルビゼの項は切な
い・・・)
文中、指揮者のチェリビダッケがミケランジェリの演奏を初めて聴いて、稲妻
のような衝撃を受け、思わず自分がピアニストにならなかったことを神に感謝
した、というくだりを読んで、急にチェリビダッケのことが知りたくなり、ク
ラウス・ウムバッハ「チェリビダッケ 伝記的ルポルタージュ」(音楽之友社)
を新たに借りてきました。
”二十世紀が生んだ最も著名かつ正体不明の指揮者の一人”
まだ読み始めたばかりですが、すごくワクワクします。
ミケランジェリピアノ、チェリビダッケ指揮のラヴェルのピアノコンチェルト。
生で聴きたかった〜。